【“まちづくり”は誰がやる?】
~東北公益文科大学 武田真理子先生をお招きして~
12月9日(月)、“SUN楽区 まちづくり講演会”と題して東北公益文科大学の武田真理子先生に講話を行っていただきました。
参加された方々は、第三学区に通う高校生、大学生の皆さん、町内会や子ども会・育成会の皆さん、市議の皆さんなど約30名。
第三学区に関わりのある、しかも様々な世代、立場、役割で日々活動されている皆さんが一堂に会した会となりました。
武田先生からは
「これからのまちづくり(地域づくり)のポイント」として、
・人口減少社会においても変わらない「まちづくり」の目的の重要性
・超高齢社会、人口減少社会における「まちづくり」のポイント
をお話しいただきました。
その中で「地域の将来ビジョンの共有」、「地域資源、地域の良いところの発掘、共有」、「お互い様の相互関係の構築」、「皆に居場所と出番がある。発信できる。」、「相互信頼の構築」、「仲間づくり、担い手、後継者の育成」、そして「楽しむこと」についてお話しいただきました。
また、すべての活動の基本に「対話」がある。出発点は「対話」であることが述べられました。
様々な立場、世代の皆さんが集まった今回、最後は参加された皆さんでグループを構成し、その中で「第三学区をどんな地域にしたいか?」、「そのためにはどんなことをしたいか?(すべきか?)」などの意見交換が行われました。
「まちづくり」は“誰かがやってくれる”のではなく、ひとりひとりが考え、お互いが関わりながら創っていくもの。
“SUN楽区”という言葉には「楽」という字が使われています。その名の通り“SUN楽区のまちづくり”はそこに暮らす人、通う人が協力し合って、楽しみながら取り組んでいくことだと思います。
そんな感想を持った今回の集まりでした。