〒997-0033 山形県鶴岡市泉町5番30号
(鶴岡市総合保健福祉センター  併設)

 趣味教室 「湧水と施設巡り」第3回の「施設巡り」が行われました。
 まずは、酒田市京田にある「平田牧場ミートセンター」を見学しました。この施設は、2023年に竣工したばかりの新しい工場です。工場の屋根には、太陽光パネルが設置され環境負荷を減らし品質と生産性、従業員の快適性をアップした次世代工場でした。
 清潔な工場の中で、平田牧場の有名な三元豚の大きな塊肉が我々の知っている家庭用のサイズに小さくなっていき、パック詰めされるまでが、一連の流れの中で行われていました。
 次は、「KAO」です。酒田工場は、1940年に創業されました。当初は、石鹸を製造していましたが、現在は紙・シート加工品の主力工場になっています。他には、入浴剤の「バブ」を製造しています。全国の「バブ」は、全て酒田工場で製造されているとのことでした。今回は、「さ湯」と「バブの湯」に手を入れ、温まり方に違いがあることを実験を通して教えていただきました。
 お昼は、生石の「大松屋」で天ぷらそばをいただきました。かやぶき屋根の旧家(かつての庄屋さん)を使った空間はとても素敵で、そんな不思議な空間でいただいたそばは絶品でした。しかも畑でとれたばかりのモロキュウが食べ放題でうまかった。
 午後は、東北公益大学を見学しました。御承知のように、日本で初めて「公益学」を学ぶ大学として開学された大学です。
 建物は、景観に配慮して高層ではなく、低層で広くつくられているのだそうで、長い廊下は、直線で230mもあるとのことでした。素敵な建物で、こんなところで勉強したいなと思う大学でした。いつも素通りしてしまうことが多いのですが、この大学の食堂は一般の方に開放されていて、いつでもおいしい食事がリーズナブルなお値段でいただけます。皆さんもぜひランチに寄ってみませんか。
 その後は、「株式会社ウエノ」を訪問しました。ウエノは、ノイズフィルターコイルと呼ばれる雑音防止の電子機器を製造するメーカーで、この分野では、世界的メーカーです。今回は、三川工場を見学しましたが、人間はあまりいなくて、全てが自動化せれていて、ロボットが製品を作っていました。すごいことになっています。
 なかなか見学の機会のない地元の優良企業や大学を見学することができて、参加者の皆さんもとても興味津々でした。
 
 今回も見どころ満載の講座でした。
 
 
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